今日はN課長による社内向けの品質管理講習会です。
毎週月曜日に関係者集まって、品質のアップに向けて社内の各部署からメンバーが参加しています。今回は初回という事で、これからじっくり学んでいく品質管理の項目に関して、総論を話してもらいました。
<品質のABC>
A:当たり前の事を
B:馬鹿にしないで
C:ちゃんとやる
ポイントは「目的を伝えて励行する事」
着帽や整理整頓を含めて
目的をきっちり伝えて、指導をしていく事が大切。
<品質のPDCA>
P(計画)→D(実行)→C(評価)→A(改善)
永遠にこのサイクルで回っていく。どうやってAを始めるか??
<改善の取り組み方>
◆評価した問題点を棚卸して簡単なものから始める
:簡単~難易度の高い問題まで分類する→実現できない課題からやるとやる気がなくなる
◆社員一丸となって取り組む
:品質管理課だけが頑張っても絶対に良くならない
◆家庭の台所を同じ目線に立つ
自分の家族に出す料理を以下の出し方で
・肉を切ったまな板でサラダを作るか?(食中毒の管理)
・前日に作った料理は冷蔵庫で保管して、加熱してから食べる(温度管理)
・野菜は土や農薬を取るため水で洗う(異物対策)
<5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)>
どれだけ良い技術があっても、工場の5Sを見て会社を判断される時代。
品質管理、労働管理の基本は5S
<報連相(報告・連絡・相談)>
生産性をはじめ、工場内の事故の予防まで
<マニュアル・基準>
口頭注意ではなく、しっかりと正しい方法を会社として決める事で
品質を維持していく事が出来る。
だれでも、いつでも、正しく判断出来るように作ることが大切
次回からこれらを1つずつ実例を上げながら紹介していってもらいます!