今回は樹脂のレーザー抜きを使って、車のエアコンボタンが作り方をご紹介します。
まず生地となる樹脂素材は2色成形で製造します。
次に、レーザー抜きの機械に加工データを入れてボタンを押せば、あとはレーザーが黒い樹脂の層を焼き切って、車載用のエアコンボタンが完成します。
黒い樹脂にシルク印刷を施せばもっとコストダウン出来ますが、色落ちがNGであることを考えると、こいいった製造方法の方が確実に耐久性は高いです。
また、加工時間は小さいものはあっという間ですが、大きいものは時間がかかります。
例えば、下記のようなサイズになると結構時間がかかります。
これはPCの透明クリスタルにメッキを施したものをレーザーで抜いて、裏から光らせる製品です。