今回の講習では現場の品質を維持する上で一番大切な3Sを説明して貰いました。
1.【整理】
要る要らないを分類して整頓し易い環境にする。(材料等の二重発注や無駄な成形を防ぐ)
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赤札を作り、要・不要を見える化する。その時使用頻度、処置期限を設けるのが大事。
今はやりのこんまり流「ときめきの法則」ではありませんが、要らない在庫や部材の基準を決めることがとても大事です!
2.【整頓】
誰でも必要な時にすぐに取り出せる状態にする。(3定=定位・定品・定量)
年間150時間
これは、フルタイムで会社勤めをしている人が1年間で探し物に充てる時間だそうです。(大塚商会の調査) 整頓ははじめは会社のルールですが、そのうち自然に出来る習慣になります。このきちんと整頓する習慣が身につくと、年間150時間もの探し物の時間を削減でき、残業のないクリーンな職場に繋がっていきます。
3.【清掃】
・清掃場所を決めたら清掃担当者を決めることが大事。
・清掃と共に整理
・整頓もチェック。
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ゴミや埃が出る原因を断つように心掛けることが必要。
人は自分が手をかけた場所はキレイに保ちたいと思うものです。定期的に綺麗に清掃する行動を繰り返すと、だんだんとキレイさをキープ出来ていないと気持ち悪くなってくるような感覚を持ちます。この感覚が良い職場環境に繋がります。