中国の取引先が成形している軟質PVCの回転成形です。
金型の中に、液体状のPVCを入れ、ふたをしてから高温の窯の中に入れます。
窯の中では金型が回転して金型内部の構造を樹脂が転写します。
取り出すときは金型ごと水につけて冷却し、熱々の状態でペンチで引っこ抜きます。
なんとロシア向けに人体模型なんかも製造していました
金型はこんな感じ↓
人体模型はある程度硬度が高いPVCで成形していたので、アンダー構造だとペンチなんかでの無理抜きができないので、上下に割れる構造になっていました。
このサイズになると日産は200~300くらいが製造キャパみたいです。
そのほかの回転成形の実績も画像載せておきます↓