製品に塗装をした後、剥がれる、乗らない(ハジキ)という問題が発生することがあります。
今回はその問題について話させていただきます。
塗装剥がれの要因としては?
主に成形品に何かが付着している場合、塗装で前処理が不十分の場合の2パターンが考えられます。
まず成形品に何か付着しているパターンを記載します。
油・離型剤が残っていた可能性
成形時に付着する油や、離型性性が悪い商品に使う離型剤は塗装をはじきます。
油は金型の手動部から発生することが多く、エジェクターピン、スライド部分については油汚れが転写していないかしっかり確認する必要があります。
離型剤に関しては、基本的に使用しない金型が通常で、使う状態自体がすでに良くない金型の状態になります。ただどうしても離型剤を使って成形しないといけない場合はしっかり塗装前に前処理としてシンナーで表面をきれいにする必要性があります。
また、離型剤を使用していなくても、同一のフロアで離型剤を使用している場合、空気中の浮遊している離型剤を付着し、塗装不良につながる恐れが十分あります。
塗装前処理が不十分であった場合
塗装前にはシンナー等で表面の油を一度取ります。(脱脂)
ただ、脱脂が不十分の場合、油が残ってしまい、塗装不良につながる可能性があります。
基本的には塗装側の問題ではありますが、油分や離型剤が強く残りすぎていると通常の脱脂では取りきることができません。
離型剤に関しては対応策有り!
離型剤でも塗装がしやすいもの、しにくいものなど様々なタイプの離型剤があります。
ほとんど影響のないものもありますので、塗装を行う製品にはぜひご検討をしてください。
以上、塗装についての記載でした。