2015年1月16日に弊社青山工場の成形機を旧式の油圧のタイプから電動式の機械へ入れ替えを実施しました。現在では50トン~680トンまで11台が稼働していますが、そのうち9台は電動になっています。
入れ替え前の成形機は油圧式でした。油圧式は油の粘性の影響を大きく受けてしまいます。これにより成形開始時の冷えた状態と稼働開始1時間後の熱い状態では射出速度に差が出るため成形品にバラつきが生じてしまい、再現性はよくありませんでした。
新しい成形機は全て電動式のためそのような影響を受けず、その結果不良品の低下が期待されます。
また電動式にしたことにより油圧ポンプが必要なくなります。そして油を冷やす必要がないためクーリングタワーやチラーが必要無くなり、新しい成形機は電気代が以前の3分の2から3分の1程度と省エネ効果があります。
動作中の音に関しても油圧ポンプがなくなるため非常に静かになります。
作業風景はこちらになります ↓