海外から入荷したコンテナ貨物で港についた金型は、
港の倉庫で、コンテナから、トラックに積み替えられて、
弊社工場に入荷します。
金型は、防錆の為油が塗られて、木箱に入っています。
箱の中の金型は、ビニールに包まれています。
ビニールで密封する事で空気を遮断し防錆効果を高めます。
「金型」は錆止め(サビ止め)のためにしっかり油を塗られています。特に輸送に時間のかかる海外金型は、たくさんの錆止めが施されています。
ですので、日本に到着してから、まずすべて金型を分解して、油洗浄を行います。
隅々、ピン1本まで、丁寧に洗浄作業を行います。
洗浄した後、日本での試作を行います。
当然海外でも、何回も試作を行って、金型を完成させていますが、
海外と日本では、機械も、気温も、成型者も違います。
ので、海外でうまく成型出来たからといって、
必ずしも日本でうまく成形出来るわけではないのです。
何回か試作を行い、問題が発生すれば、速やかに金型修正・改造を行います。
そして、完璧に量産が出来る金型に仕上げていきます。