今月(2016年7月)は 海外の金型がたくさん入荷しました。
自社製品の金型が25面 OEM金型が18面の入荷です。
旭電機化成の金型技術者は、この期間、海外と日本を何回も往復しました。
また一時期は、長期間現地に留まって、朝から深夜まで、
技術指導をしていました。
日本で優れた品質の成型品を作るためには、中国の金型業者に
日本の品質基準を理解してもらい、しっかりした技術で金型を作成
してもらうことが大切です。
文化や、品質に対するの価値観の違う外国人に、日本の事情を理解してもらうため、
当社の技術者は、辛抱強く海外とコミュニケーションを取り続けます。
そうして、立ち上げた金型が日本に入ってくる時は、
金型技術者も、工場の成型現場の担当者も、一仕事終わった安心感と、
「さあこの金型で、品質の良い成品を成型するぞ」
という意気込みがあふれます。
ただ、金型が日本に入ってからも、色々大変なことが発生します。
以後は後編でご案内します。