省人化を進めて無人で生産出来るハイテク工場がニュースを賑やかす中、
世の中には人がいないと製造出来ない製品もあります。自動化が進むこのプラスティック業界においても例外ではありません。金属を金型内部に入れたり、製造後にすぐ水槽にいれたり、治具矯正をおこなったり様々なパターンがありますが、今回は
製品に傷がつきやすく 少し大きめで生産ロットが少ない場合、
人が成形機から取り出しながら成形する場合もあります。
一定数生産ロットがある製品は自動で取り出す「取り出し機」を実装すればよいのですが、取り出し機を使うと不良率が跳ね上がってしまう場合やロットが少なく取り出し機代がペイしない場合はこういった工法で製造します。
今回は材料ポリスチレンで透明の成形品。大きさ ４０センチ×１５センチの成形品です。