旭電機化成青山工場で、透明カバーの成形をしました。
150トンの成形機で成形。
ゲートはサイドゲート。
サイドゲートの加工では、ゲート跡が残るので、
目立たない場所ゲートを付ける必要があります。
透明カバーのゲートも、一番目立たない端に持ってきています。
透明の成形品では、成形する時キズや異物混入などの、
不良率が高いので、
厳しい品質管理で成形を行なっています。
前の材料が残らないように、材料ホッパーやホース、ノズルを洗浄する
管理が必要です。
今回使用した材料は、ポリスチレン。(PS)
ポリスチレンの特徴は、透明性が良く、安価なことです。
特に、汎用性ポリスチレン(GPPS)は透明性に優れています。
又、熱に比較的安定している材料で、成形時の
寸法安定性も優れている為、
透明のインジェクション成形品を、加工しやすい材料です。