製品の形状によっては絶対にウエルドが発生する形状のものがありますが、
外観商品においてはそのウエルドNGの場合があります。
厳密にウエルドを消すのは無理だけど、この範囲に収めてくれたらOKという案件は非常に多いのですが、
その際に色の選定が開発者の窮地を救ってくれます。
つまりウエルドには、目立つ色と目立たない色が存在します。
1つ事例をご紹介いたします。下記2つの画像は単3が単1になる電池アダプターという商品で、色が2種類あります。よく見ると青は向かって左下側にウエルドがありますが、白はよく見ても見えません。
この製品以外で一番ウエルドがはっきり見えるのは鏡面加工した成形品の黒です。しかし、シボ加工した黒の成形品もウエルドがはっきり見えたりするので、表面形状よりも色の方がウエルドの見えやすさに 与える影響が大きいです。